チェロソナタ第1番 ホ短調 作品38
チェロソナタ第1番 ホ短調 作品38は、ヨハネス・ブラームスが作曲した1番目のチェロソナタ。
第1番は1865年の夏に、第2楽章は1865年の2月に、第3楽章は同年の夏に書き上げられ、全曲の完成を見た。
チェロソナタ第1番 ホ短調 作品38の構成
全3楽章の構成で、演奏時間は約27分。
第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
ホ短調、4分の4拍子、ソナタ形式。
第2楽章 アレグレット・クワジ・メヌエット
イ短調、4分の3拍子、三部形式。
第3楽章 アレグロ
ホ短調、4分の4拍子。自由なフーガによる楽章。主題はバッハのフーガの技法から、コントラプンクトゥスⅩⅢを引用している。