Brahms : Piano Trio,No.1,in B,Op.8

Biography

ピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8

ピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8は、ヨハネス・ブラームスが1854年に作曲したピアノ三重奏曲。作曲者自身による改訂版が1891年に出版されている。

今日では専ら改訂版が演奏されることが多い。長調で始まり、短調で終わる、多楽章の大規模な作品としては最初のものである。

ピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8の構成

全4楽章から構成されている。改訂版では主題の書き換えと共に、第3楽章以外の短縮(全4楽章で1728小節→1279小節)などが行われている。

第1楽章 1. Allegro con brio アレグロ・コン・ブリオ(初版ではアレグロ・コン・モト)

ソナタ形式、ロ長調。改訂版では、初版にあった第2主題が書き直され、冗長な部分が削除されている。

第2楽章 2. Scherzo, Allegro molto スケルツォ、アレグロ・モルト

ロ短調。初版と改訂版とでは中間部の速度指定(ピウ・レント→メノ・アレグロ)と終結部分が異なる(初版は弱音で終結し、改訂版はフォルテで終結)。

第3楽章: 3. Adagio アダージョ(初版はアダージョ・ノン・トロッポ)

ロ長調。改訂版では中間部を書き直している。

第4楽章: 4. Allegro アレグロ(初版はアレグロ・モルト・アジタート)

ロ短調。改訂版では、第1楽章同様に第2主題を書き直し、展開部が縮小されている。